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森施設長のつぶやき

みなさまこんにちは 
志木瑞穂の森 施設長の秋谷と申します。
施設の現状や色々な情報など・つぶやこうと思っております。
宜しくお願いします。

*森事務所入り口に、ご意見箱の設置もあります。
 ご質問などございましたらお気軽に投稿いただければと思っております。

*森の取り組みとして真剣に、こんな事もやっております。
 ぜひとも覗いてみてください。

統括施設長のつぶやき①

2024.04.04

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。

先月年度末で忙しくしており
つぶやきを更新できず申し訳ありませんでした。
4月となり新年度もスタートをしました。
志木瑞穂の森も
丸9年が経過し10年目を迎える事が出来ました。
今後も地域福祉の一翼を担えるよう
微力ながら努力して参りますので宜しくお願いいたします。

さて新年度になり志木瑞穂の森も少し改革?を行いました。
1つ目は、
今まで専門の会社に清掃業務を委託していたのですが
今年度からは障がい者雇用を推進したいという私の思いもあり
障がいがある方を新たに3名雇用させていただき
計5名の人員でお掃除のお仕事をしていただくことになりました。
我々も手探りのスタートで
最初はうまくいかなこともあるかと思いますが
温かい目で見守っていただきながら
見かけたときは
お声掛けいただけると本人達も励みになることと思います。

2つ目は、余暇活動をもう少し充実させたいと思い、訓練指導員が各階日替わりで体操教室を開催することになりました。
今までも個別で機能訓練をしたり、各フロアー事に様々なイベントを行ってきましたが、
また一つ入居されている皆様の楽しみや、体を動かす機会になればと思っております。
その他にもまだ企画段階ですが、外部からの講師やボランティアを積極的にお招きし様々な楽しみが増えるよう考えてもおります。

3つ目は、4月1日付で各階にフロアー長を1名任命致しました。
今までユニットリーダーはおりましたが、各階にフロアー長を配置することで、処遇の質の向上や職員指導、
ご家族様とのさらなる有意義なコミュニケーションがとれて行けると思っております。

その他小さな改革もありますが、たまにこう思うこともあります。
『別になんにも変えないで、今までで良かったんじゃないか・・』 と・・

今までだってそんなに悪かったわけじゃないし、新しく変えることで慣れるまで職員の負担も増えるし・・と。
こう思うとき私は初心を思い出すようにしています。
福祉の仕事をするうえで自分が大切にしてゆきたいと思ったことは『あきらめない 妥協しない 理想を追い続ける』事。

コロナがあったりなど、立ち止まらなければならない事も多くありました、
まだまだ困難な事は多くありますが、職員とともに少しずつ『今よりもっと!』の気持ちを忘れずに頑張って行きたいと思います。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R6.②) 

2024.02.13

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
気がつけば2月も10日を過ぎ
ブログの事を思い出し慌てて書き出したところです。

先週は久しぶりに本格的な雪となり
瑞穂の森も前日から職員のシフトの調整や
雪が凍らないような薬剤を撒いたり
職員が協力して準備にあたってくれました。

ニュースや天気予報では
不要不急の外出を控え、出来るだけ早めの帰宅や
リモートワークに切り替えてくださいと言っていましたが
我々の仕事はそうも行きません。
自宅の遠い職員を早めに帰宅できるような工夫をしたりなど
調整はしますがそれも全員とは行かず
雪の降りしきる中21時過ぎにバスと電車で帰る職員もいました。
この仕事をしている以上は仕方ないと言えばそれまでですが
極力入居されているみなさまに影響がないようにと
頑張ってくれる職員には頭が下がる思いです。

2月になり私は次年度事を考える事が多くなっています。
特に人事の事や現場に聞いて必要な備品・物品の把握、それらを踏まえて次年度の予算も考えていかなくてはなりません。
お金の事を含めた経営は常に頭が痛いです。
入ってくる収入には限りがあり、施設も月日がたてば職員のお給料の昇給があったり、あちこち故障したりしてお金がかかることが増えてきます。
もう一つは人事の事です。
組織をより良くする為にはどうすればよいか?
入居者の生活がより豊かになるためにどのような体制が良いかなど、いつもいつも考えています。
我々は1人で仕事をするのではなく、チームを組んで仕事をするためそのチームのリーダーは誰が適任か?
メンバーのバランスや相性はどうなのか?
これらの土台をしっかりと作ることは良質なサービスを提供する大きな基礎となるためとても重要であると考えています。
現場で働いていた方が本人の力を発揮できる職員・リーダーにはむかないかもしれないけど縁の下の力持ちでしっかりとチームを支えてくれる職員・
たくさんの個性があり、お互いの良さを認め合って良きチームとなっていけるよう指導するのも私の大きな役割だと思っております。
間もなく寒い冬も終わり暖かい季節がやってきます。
今のところ入居されている皆さんも風邪をひかれることもなく穏やかに過ごされている方が多いようです。
今年もみんなで桜と菜の花のお花見ができるよう、職員も含め健康管理に留意していきたいと思います。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R6.①) 

2024.01.10

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  

  遅くなってしまいましたが
  明けましておめでとうございます。

  志木瑞穂の森は
  職員の頑張りもあり入院者0で
  穏やかなお正月を迎えることができました。

  本年も職員一同力努力して参りますので
  温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。

  今年はお正月から北陸の大きな地震や羽田の事故など、心を痛めることが多くありました。
  被災された方々の姿をテレビで見たりお話を聞いたりすると、自分達に何かできないことはないだろうか?と考えますが
  現実的に出来ることといえばわずかな募金をする程度で、
  後は一日も早く日常が取り戻せるよう願うばかりで、なんとなく無力感にさいなまれる事も多くあります。

  普段のあたりまえで何気ない毎日が、いかに尊いものか改めて考えさせられる事にもなりました。
  被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

  さて、今年『辰年』ということで、聞くところによると様々な変化が起こる年だそうです。
  それでなくても今の時代は様々な情報にあふれ、毎日目まぐるしく変化をしていて
  私なんかはついてゆくのが精いっぱいどころか、ほとんどついてゆけない事が多くあります。
  年齢的にも段々と新しいことに対応しようとする好奇心と、エネルギーが薄れ
  現状のままで良いのではないかと思うことも多くあると思います。
  きっと世の中には変わってゆく事で、便利になってゆく事と、変わらない方が良いものの二つがあることでしょう。
  大切なのは頭の中は固定観念にとらわれ常に変化をさせてゆくこと。
  そして変わってはいけないものは心の中にある『やさしさ』や『相手を思いやる気持ち』だと思います。
  今の世の中は『個』が重んじられるようになり
  日本人が本来もっている『たすけあい』『お互いさま』の気持ちが薄れていっているように思います。
  人に迷惑をかけないようにするのはもちろん大切ですが、
  もっと大切なのは、自分も迷惑をかけているのだから、人を許しなさいということだと思います。

  生きているということは、誰かに借りをつくること。
  生きてゆくということは、その借りを返してゆくこと。

  本年もよろしくお願いいたします。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・⑩) 

2023.12.06

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  

  11月の半ばまでは夏日に近い日があったり
  なんだか本当にこれから寒い冬が来るの?っていう
  感じでしたが12月になりやっぱり寒くなりましたね。

  冬が嫌いな私は
  もしかして今年はすごく
  暖冬で過ごしやすいんじゃないか
  なんて淡い期待を抱いていましたが
  最近の朝晩の寒さに負けて
  昨日からヒートテックを着用しています(笑)

  夜が明けるのも遅くなりましたが
  通勤途中に朝日が昇り、
  暗い夜から少しづつ明るくなる景色は
  なんとも幻想的で素敵な感じですので
  冬も悪くないかなと
  自分を励ましながら毎日早起きして通勤しています。

  さて、今回は介護の仕事をしてゆく上での資格とスキルアップについて少しつぶやこうかと思います。
  まず介護のお仕事をするうえで入り口になる資格が『初任者研修』という資格になります。
  現状無資格でも介護の仕事に就く事はできますが
  最低限の基本的な事を学ぶために『初任者研修』を受講してから仕事に就く人が多いようです。
  次のステップは『実務者研修』です。
  初任者研修に比べ受講期間も長くより専門的な知識を勉強することになります。

  瑞穂の森の職員も働きながらお休みを使って実務者研修に通ったり通信教育で資格をとる職員が多くいます。
  (初任者研修を受講せずいきなり実務者研修を受講することも可能です)
  そして実務者研修を受講していて3年の現場での介護経験を積めば国家資格である『介護福祉士』の試験を受けることができます。
  それに合格すれば介護福祉士となり介護の専門職として国に認めてもらったということになります。

  瑞穂の森では実務者研修修了者と介護福祉士資格所持者では月々の給与が約2万円違ってきますので
  それも働く職員には大きなモチベーションとなっていると言えます。
  しかし介護福祉士になったからと言って日々の仕事内容に大きな変化はありません。
  もちろんお給料があがるのは嬉しいのですが何か特別な事ができるわけでもなく、しなくてはいけない事もありません。

  私が介護福祉士資格をとったのはかれこれ25年も前になりますが合格した時はすごく嬉しかったのを覚えています。
  今まで自分が頑張って来たことが一つ大きな形になった気がしたのと
  これから介護福祉士として恥ずかしくないような仕事をしようと改めて思ったように記憶しています。

  昨今、介護の仕事に携わっている人の事件が多く報道されています。
  もちろん大変な仕事ですのでストレスが溜まることも多くあります。
  労働者人口そのものが減ってゆく中、介護の現場でも『質』の確保は私にとっても世の中全体にも大きな課題と言えます。
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厳しくルールを決め
それに従わせるのが良いのでしょうか・・
しかし強要されてやらされている感が拭えなければ
入所者と一対一に向かい合った時に
心のこもった暖かい接遇が出来るとは思えません。
どうしてそうするのか?
自分はなぜこの仕事をしているのか?
自分の仕事に胸をはっていられるのか・・
働く職員一人一人に自覚がもてるよう
根気強く話をしてゆく事が大切なんだと思います。 
現場では今日もみんながんばっています。

人の為に・・
自分の為に・・

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・⑨) 

2023.11.08

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  

  11月になり
  このブログを書いている
  今日は暦の上では『立冬』ということですが
  ここ数日も25度を超える夏日もありなんだか変な気候です。
  
  来週からは少し冷え込む日も増えてくるようですが
  秋が短く、もう少しでクリスマスや年末年始の声も
  聞こえ始めてくる時期になってきました。

  インフルエンザが流行しているようですので
  早めの予防接種をおすすめします。

  今回ですが
  『特別養護老人ホームの経営の現状』について、できるだけわかりやすくつぶやきたいと思います。

  皆様は今、日本の特別養護老人ホームの6割が赤字経営だということをご存じでしょうか?

  私も他のところを心配している余裕もないのですが
  他施設の施設長さんなどから、たくさんの相談も頂いています。

  我々の収入の中心は『介護報酬』と、入居されている皆様からいただく『利用料』となります。
  介護報酬は国が金額を決めているため、上乗せも割引もすることはできません。
  普通の会社やお店などは、人件費や物価の高騰に合わせて『値上げ』をすることができますが、
  我々は今の世の中のように物価がどんどんあがっても、入ってくるお金は決まっているので
  そのなかでやりくりをしなくてはなりません。
  また、特別養護老人ホームは『社会福祉法人』が運営しているため
  社会福祉事業以外の営利を目的とした事業もできません。
  他の事業や、アルバイトみたいな事をして収入を増やすこともできません。
  昨今の値上げラッシュや、水道光熱費の高騰は、特別養護老人ホームの経営に大きな打撃を与えています。
  一般の家庭であれば少し光熱費を節約しようとか、食費を抑えようなどと工夫をするところですが
  虚弱な高齢者が多い特別養護老人ホームでは『光熱費を含む環境』や『食事』の費用を抑えることは
  生命の維持に直結することにもなり難しいと言えます。

  もう一つ大きな支出は『人件費』です。
  10月にはパート職員の最低賃金の引き上げもあり
  喜ばしい反面、経営的な視点から見るとさらに厳しい状況となりました。
  働く人数を減らし人件費を抑制するのが経営を楽にする一番簡単な方法であり、
  そのようにシフトしていっている施設もあると聞きます。
  しかし私にはできません。
  働く職員を減らせば入居者の生活の質や、サービスの質はあきらかに低下をするでしょう。
  どんなに頑張っても一人のマンパワーでできることは限られています。

  前にも書いたかもしれませんが、施設のような社会資源にとって一番大切なのは、
  『そこの地域、その場所にあり続けること』だと思っています。

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今だけ、
自分たちだけ良ければよいというような考えであれば
社会福祉法人を名乗る資格はないと思っています。
存続し続ける為には赤字ではダメなのです。
いつかは破綻してしまいますから。
なので、
いつも質を落とさないで経費が削減できないかと考えています。
もうしぼっても水が出ない雑巾を
なんとか絞って少しでも出ないかと試行錯誤しています。
日本全国の特別養護老人ホーム全体が同じような状況だと思います。

現状
さくら瑞穂会はなんとか赤字にならずに経営することができています。
これからもサービスの質を維持しつつ
低空飛行ながら安定した事業継続ができるよう努力していきますので
皆様も温かい目で見守っていただけると嬉しく思います。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・⑧) 

2023.10.05

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  

  10月となり、ようやく朝晩を中心に
  秋の気配が感じられるようになってきました。
  しかし巷ではコロナだけでなく
  インフルエンザも流行しているとのことで
  高齢者と関わる我々のような仕事は
  気を使う毎日がずっと続いています。

  インフルエンザワクチンも
  早めの摂取が良いと思いうのですが
  それだと2月まで効力が持つかなど
  不安もあったりしますよね・・

  私は考えた末、早めに打つことにしました。
  先のことはそのときまた考えることにしました。
  (追加でまた予防接種をするか等)

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今回は9月30日に行った
『秋祭り』について少し触れたいと思います。

志木瑞穂の森ではコロナの前までは
年1回ご家族や地域の方々、来賓の方々もお招きし、
盛大に秋祭りを開催していました。
しかしコロナが流行してからは
入居者と職員だけで開催しています。

当日は各フロアーにゲームや射的、ガチャポンなど、
楽しむ屋台を職員が工夫し設置してくれました。
食べ物屋台は、1階デイサービスの場所に出店。
焼きそば・お好み焼き・フランクフルト・ポテトフライ・
和菓子とケーキバイキングを配置。
皆さんそれぞれに
好きなものをとっていただけるようにしました。

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エレベーターを降りてきて
縁日で食べ物を選ぶ姿は、皆さんニコニコ顔で
喜んでいただけているようでした。
職員もこの日は
浴衣や、半纏を羽織り入居さんと嬉しそうに
記念撮影をしている姿が印象的でした。
私が感じたのは入居者さんに喜んでもらえた事は
もちろん嬉しかったのですが
同様に職員の、
普段以上に楽しそうな笑顔が見れたことでした。
日々の仕事の中でもっとこうしてあげたい!
こんな楽しみを提供したい!
あそこに連れて行ってあげたい・・
職員はいつも考えてくれています。
しかしコロナや、インフルエンザの感染を考えると
思うようにできない・ジレンマをずーっと抱えています。

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今回のお祭りでやっと、少しだけでも
入居者の皆様に日々と違う楽しみを提供できたこと・・
全職員なんだか誇らしそうです。
秋祭りの為に4月から、実行委員会を立ち上げ
みんなで意見を出し合って準備をしてきたのですから。

コロナウィルス含め感染症と付き合いながらの
高齢者施設運営は本当に難しく
日々悩むことが多くあります。
我々が今できることを常に模索し
入居されている皆様に少しでも
潤いのある日々を送っていただけるよう
これからも大いに頭を悩ませて行きたいと思っております
来年の秋まつりはせめて、
ご家族の皆様をお招きし
一緒に楽しい時間を過ごせますように・・

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・⑦) 

2023.09.12

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  9月に入りましたが
  まだまだ毎日暑い日が続いております。
  皆様体調にお変わりはないでしょうか?

  私はほぼ
  エアコンのついている
  室内で過ごしている事が多く、
  仕事で用事がある時以外は
  どのくらい暑いか外の様子を
  見に出る程度での生活をしております。
  昔からある野次馬根性が、つい顔を出し
  台風だと外の様子を見に行くたくなりますし
  暑いと聞けばどのくらい暑いか
  見に行きたくなってしまう性分なのです。(笑)

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さてさて暑いと言っても
もう季節は秋に移り変わろうとしています。
今回のテーマは
食欲の秋にちなんで『食』にしたいと思います。
日本には四季があり
その時期その時に合わせて『旬の食材』
というものがありますが、
それを楽しみにしながら
季節の移り変わりを感じることも
楽しみの一つだと思います。
施設内の食事提供も
季節ごとに合わせたメニューが出たりなど
ご入居者の皆様に少しでも
四季を感じてもらおうと努力をしております。
みなさまはご自分で好きな食べ物といえば
何が思い浮かぶでしょうか?

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嫌いなものはすぐ答えられますが
好きなものはたくさんありすぎて
なかなか一つは答えられないですよね。
施設の献立もなかなかその方の好きなものを
毎日お出しすることはできませんが
せめて嫌いなものは
無理に食べなくてもよいように
管理栄養士が趣向調査をしてくれており
その方の嫌いなものは
極力出さないように配慮をしてくれています。

施設によっては、ご家族の差し入れ禁止
などというところもありますが
志木瑞穂の森ではそのようなことはありません。
食べきれる量で
持ち込みした際、職員に一声かけていただければ

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ご入居者のお好きなものを
持ってきていただいて良いように
開設当初から対応しています。
私もそうですが
食べることは生活する中で大きな楽しみになります。

今年はみなさんと
芋煮会とかやったら楽しいだろうなぁ・・とか
考えておりますがコロナがなぁ・・と
悩んだりしています。
旬な食材は
体にとって良い作用があるなどとも言われています。
昔は大衆魚だったサンマですが、
今はお値段が高くなっているようです。
好きなものや、おいしいものを食べられる事に
感謝の気持ちを忘れず食欲の秋を楽しみたいものですね。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・⑥) 

2023.08.09

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  8月も暑い日が続き、
  猛暑、酷暑、
  最近では炎暑とも言われており、
  夏大好き人間ですが、若干堪えます。

  自身が小学生の頃とは比べようがないですが、
  小さな子や、男性でも日傘利用が増えるなど、
  毎年気温、日差しが強くなってきてますね。
  これから夏休などで連休される方、
  多くいらっしゃるかと思います。
  気温でイライラ、渋滞でイライラにならぬ様、
  早めの行動等で、楽しい連休をお過ごしください。

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さて、今回は環境整備について
つぶやいてみようと思います。
環境整備と一言ですが、
高齢者施設での利点は、大きくは3点かなと
① スタッフ(職員)の働きやすさに
② ご入居、ご利用者へのサービス提供の質向上
③ ムダを省いて経費削減につなげる

入居されている生活環境を整備するのは当然ながら
私が大事にしたいのは
①スタッフ(職員)の働きやすさです。
介護は人手不足と世間一般にも言われており、
求人を出してもなかなか応募がありません。
なので一番は今いる職員が長く務められる環境を
整えることが大切なように思います。

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時には急な退職で大変になっても
現場の職員は頑張ってくれています。
我々管理職は『働きやすい職場とはなにか?』を
多方面から考え感謝の気持ちを忘れず職員の頑張りに
応えて行かなくてはと思っております。

介護は感情労働などとも言われています。
職員が安心して穏やかな気持ちで
日々仕事ができればご入居の皆様の生活も
よりいいものになると日々思っております。

夏の高校野球甲子園も開幕しました。
茨城県出身の私ですが
今はやはり埼玉県代表の結果が気になりますので
もうすっかり埼玉県人なんだなと思います。

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今年は残念な結果になりましたが、
最後まで
あきらめない姿勢に元気をいただけました。
暑い日が続きますが、
数年ぶりの花火大会やお祭りなど、
楽しい夏になりますように。

最後にまだまだ、
暑さと、コロナ。
臨機応変にマスク使用や、
予防も少し気に掛け、
さらに楽しい夏にしてください。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・⑤) 

2023.07.04

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  
  7月となりました。
  梅雨明けはまだまだのように思いますが、
  なんだか毎日暑いです。

  これから夏本番なのに
  今からこの暑さでは今年はかなり暑い夏に
  なるのではないかと夏大好き人間の私でも
  ちょっと覚悟しておかなくてはと思っております。

  今回はコロナ類型変更後
  施設の様子をお伝えしようかと思います。
  コロナが5類に変更になり
  志木瑞穂の森ではご家族様のお部屋での面会を再開ました。
  入居者もご家族もこの時を長らく待っていたことと思います。

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ご家族様からは
『顔を見て安心しました』
『面会で会えなかった時も、
 職員さんがしっかりとやってくれていたのが良くわかりました』
など嬉しい言葉もいただきました。
私共がどんなに一生懸命やっても、
ご家族に会える喜びには到底及ばないのです。

しかし世間全体を見てみると
まだまだ面会制限をしている施設や、
病院はたくさんあります。
こればかりは
その施設がどう判断するかに委ねられており
どちらが正しいという事も無いと思います。

もちろんコロナが無くなったわけではありません。

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まだ途中ですが振り返ってみると
『コロナ対策ははいったいなんだったのか・・』
『何が正しくて何が間違っていたのか・・』
今でも正直良く分かりません。
世の中全体が、
過剰に反応し過ぎていたようにも思います。

ただ一つ言えることは
高齢者が感染すれば、
亡くなるリスクがあるという事です。

私たちはこのリスクがある限り
対策をしっかりとして行かなければならないのです。
どこまでやるか、
程度はその施設で考えて行くしかないでしょう。

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今年は夏の行事も
各ユニットで企画されており
企画書に目を通し、
印鑑を押すだけでも楽しそうな風景が目に浮かびます。

世の中はだいぶ、以前の生活が戻っているようですが、
私たち職員の生活は大きく変わることはありません。

医療・福祉従事者は
自分が感染し持ち込まないよう、
今でも自主的に、
行動制限をし注意しながら毎日を送っています。
現状の中、入居者・ご家族・職員が少しでも
しあわせや喜びを感じることが出来るよう
慎重さを忘れなくも臆病になりすぎず
前向きに運営をして行かなくてはと日々思っております。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・④) 

2023.06.06

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  
  すっかり更新滞ってしまいました。
  新型コロナも感染法での分類が、
  2類から5類と変わりましたが、
  悪さをするウィルス自体が
  無くなった訳ではないので、
  マスクや予防も臨機応変にと思っております。

  職員のお休みも、体調不良等でのお休みではなく。
  子供の運動会参加や、発表会でのお休みなど、
  本来のあたり前が少し戻ってきた様に感じています。

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さて、今回は前回の続編。
施設入居相談員のご紹介を少し。
横文字でいくとソーシャルワーカーなんて、
少しかっこよい感じ。
前回の介護支援専門員(ケアマネ)同様に、
裏方のなくてはならない業務になります。

大きな捉え方でいくと、調整役なイメージです。

入居したいかもと思われた方、そのご家族からのご相談。
別法人、別会社ケアマネとの相談や調整に、
入居の方が体調崩された際は、
看護師と相談し、必要に応じ病院との調整。
又、日々のお食事などで気になる事があれば栄養士と相談。
ご家族様からのご意見や、要望などお伺いさせていただく、
いわゆる施設内コンシェルジュな存在ですね。

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実際に施設内全体のバランスも鑑みながら、
多くの施設内外からの意見もお聞きしたり、
時には怒られ、
時には感謝され、
同じ業務が続く事は少ないイメージです。
常に臨機応変さが必要とされます。
皆様が今後施設や病院を選ばれる時がきた際は、
笑顔で柔軟に対応いただける相談員さんがいる施設。
まずは選んでみてください。

当然!森でも大丈夫ですよ。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・③) 

2023.04.10

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  新年度を迎えました。
  昨年度を振り返ると、
  試行錯誤の年だった事を思い出しますね。
  今年度、施設内はもちろんですが、
  社会福祉法人として、
  地域活動にも、注力できたらと思っております。

  あと、皆さん今年の桜。
  少しでも楽しめましたでしょうか?
  私も地元や、通勤途中の車窓から楽しみました。
  公園などでワイワイとマスクなく楽しんでいるご家族など、
  普通の光景ですが、こちらも幸せに感じますね。
  仕事柄マスクを外す機会は少ないですが、
  日常が戻ってきている事を肌で感じております。


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さて、今回は趣向を変えて
施設内でのお仕事紹介になります。
裏方業務中心で
なかなかご紹介する機会もないかと思い、
今回のネタにしました。
※決して他に無かった訳ではないですよ・・笑

では、
志木瑞穂の森・介護支援専門員のご紹介です。
皆様も聞いた事があるかと思いますが、
ケアマネージャーです。

一般的に、
在宅(自宅生活中心)の方をみているケアマネが、
先に思い浮かびますが、
今回は施設ケアマネになります。

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ご入居利用いただいている皆様を、
直接サポートさせていただく事は少ないですが、
その人らしく生活いただける様、日々、週間、月間と、
必要とされるサポートのご提案をし、各職員と共有~実施までを、
管理していく事が主な業務になります。

志木瑞穂の森ケアマネ以前は、
森の介護職員として日々ケアもしておりました。
その経験も活かしながら、間接的にはなりますが、
皆様をサポートしております。

ご本人様の要望はもちろんですが、
ご家族様からの要望などもお伺いさせていただきながら、
その人らしく生活していただきたいと思っております。

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施設入居にて
諦めてしまう事があるかもしれません。
しかし、
施設入居だから
実現可能だった事がきっとあります。

そんなご提案もさせてください。

私自身もケアマネ時代がありますが、
声を形にしたり。
家族の代弁者であったり、
点と点を線に変えたりと。
人に挟まれて大変な事もあるかなと思いますが、
これからも、よろしくお願い致します。

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気付けばもうすぐGWです。
お休みをとれる方。
仕事Weekの方。
昨年とは違うGWを楽しみましょう。

※内容見直して職員紹介にも掲載予定です。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・②) 

2023.03.07

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  3月も数日過ぎ、
  ブログの事を思いだし、
  慌てて書き出しました(汗)
  毎日少しづつ暖かさを感じる日が多くなり
  寒いと言っても冬の寒さとは少し違って
  春が近づいてきているのを肌で感じることが出来る
  今日この頃です。

  あとは皆さん
  花粉でご苦労されている事かと思います。
  私は幸い花粉症ではなく、
  たまに鼻がむずむず
  くしゃみが出る程度で
  毎年過ごしており
  今年もそんな調子で
  なんとか乗り越えられるかと思っております。

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さて今回のテーマは
3月ですので「花」にしましょうか・・
と言っても私自身特に詳しい訳でもなく・・
知っているお花も数える程度しかありません。
もちろんお花を見れば綺麗だなと思いますし
癒されたりもするので、
まだ美しい物を美しいと思う心は
なんとか残っているかと思います。(笑)

やはり春と言えば桜ですかね!
瑞穂の森の敷地内に
咲く桜をみると
いつも思い出すことがあります。
8年前の3月・・
私は4月の開設に向けて
毎日忙しい日々を送っていました。

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働いてくれる職員との面接、
ご入居される方の情報取りまとめ~日程調整、
必用な備品・物品のうちあわせ、
市役所他関係機関への必要書類の作成などなど。
毎日くたくたで本当に間に合うのだろうか・・
でも
なんとかせねばと必死に準備をしておりました。

あるとき敷地内に植えた桜の木を見ると
なんと細くて頼りない事か・・
そりゃそうです。
最初から
大きく満開に咲く桜なんてありません。
何年か経った時に
瑞穂の森の入居される方が
楽しめるようにと植えた桜なのですから・・

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その桜の木を見たときこう思いました。
「細くて不安そうでまるで今の自分みたいだ」と・・
それから月日は流れ
もう少しで今年も桜が咲く季節となりました。

森の桜は
もうその頃の様な頼りなさはありません。
たくさんの花をつけ
今年も入居されている方や
地域の人を楽しませてくれる事でしょう。

志木瑞穂の森と私はどうでしょう・・
桜までとは行かなくとも
少しは成長し皆様に頼られる存在に
なったのかなと思っております・・
というより思いたいです(笑)

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お花の話でもう一つ付け足しです。
今この季節、
志木瑞穂の森の裏側にある
荒川の土手を是非見に来てください!

一面に菜の花が咲いており
それはそれは素適な景色が広がっています。

今年は入居者の皆様と
外に菜の花も、桜も、
お花見が出来たら良いなと思っております。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R5・①) 

2023.02.03

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  1月は更新できず
  新年の挨拶もできず
  申し訳ありませんでした。

  施設内の一つのフロアーで
  コロナ感染症が発生し対応に追われておりました。
  私も専門家ではないので詳しくはわかりませんが
  現在流行しているコロナは
  重症度は低くなった反面
  感染力が強くなったと聞いておりました。

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しかし
高齢者の感染では、
重症化する方もおられ、
やはり普通の風邪とは違うんじゃないかと
改めて考えさせられました。

現在は終息しておりますが
まだまだ予断を許さない状況は続いており
グループ内や近隣の施設、病院も
多かれ少なかれクラスターが発生しています。

どこの病院、施設も
みんな必死になって
感染対策をしてきたことと思います。

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しかし働く職員にも
暮らしがあり、
家族があり、
どうしてもそこから
感染してしまう事があるのが現実です。

5月から感染症の区分が
5類から2類に変更されるそうです。

今までの生活とは少し変わってくるでしょう。
私どものような高齢者施設はどうしてゆくのか・・
どうなってゆくのか・・
少しづつ考えて行かなくてはなりません。

今まで面会を我慢して頂いていた分
たくさん面会に来ていただきたいと思っています。

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その為には
何が必用で
何が不要なのかしっかりと考えて
準備をして参りたいと思っております。

今年の春が来ると
コロナと向き合って3年になるでしょうか・・
私たちもたくさんの事を我慢し
施設運営も
厳しい判断を迫られる事が多くありました。

しかし学んだことも多くあります。
悪い事ばかりではなかったときっと思えるよう
良い教訓として更に笑顔あふれる場所になるよう

温かな春を待っております。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・⑧) 

2022.12.07

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  この間まで
  暑いとか言っていたはずなのに
  あっ、という間に
  12月になってしまいいましたね。

  季節の移り変わりは早いもので
  以前、誰かがこんなこ事を言っていたのを
  思い出しました。
  「夏でも冬でも贅沢は言わないから
    季節がすぎないでほしい・・」
  「だって季節が過ぎて行くという事は
    それだけ少しづつ歳を取ってゆくことだから」と。
  その時は面白いことを言うなと思っていましたが
  50歳を過ぎて何年か経つとなんだか少しづつ
  気持ちがわかってきたような今日この頃です。

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さて今回のテーマは
「施設・相談員のお仕事」にしたいと思います。

相談員は職場によって
ソーシャルワーカー、
ケースワーカーなどと呼ばれたりします。
細かいことを言えば各々違いはあるのですが
基本的に分かりやすく言うと
「何かで困っている人の相談に乗り解決に導く仕事」
と言う事になるかと思います。

しかしその他に
入退所の調整、空きベット調整、御家族への連絡、
通院や入院の調整・付き添い、行政への連絡、
他職種との連絡調整
などなど多岐に渡ります。

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そして組織の中では
ベット稼働率の維持向上も求められ

安定して経営して行くには
これもまた重要な役割の一つとなります。

私も長い間、相談のお仕事をしてきました。
その時から大切にしている事と、
今も相談員の勉強会などで
一番シンプルで大切だと教えている事は
「自分に会うすべての人が会う前よりも、
  少しでもしあわせになるようにしなさい」
ということです。

相談者が抱える悩みや問題は当然1人1人違いがあり
簡単には解決できない事も多くあります。

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その中でも
「この人に話を聞いてもらって良かった」
「出口が見えず沈んでいた気持ちが
  少し明るくなり前向きになった」
などという気持ちになってもらうようにする事が
大切だと思っています。

その為には何よりも人としての優しさや
共感する力、聞く力、熱いハートと冷静な思考、
一緒に問題解決をして行くという
真剣さが重要となります。

相談員は施設や病院の入り口となる顔とも言えます。
叱られてしまったり、
クレームを一番に受けるのも相談員です。

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しかし代表して、お礼の言葉や
感謝の気持ちを聞くことが出来るのも相談員です。
大変な事も多いですが喜びも多い仕事だと思います。

相談の仕事の基本は
人付き合いの基本とも言えます。

1人1人違う事を理解し相手を受け入れて
尊重する事、穏やかに気持ちよく接する事など
分かっていてもなかなか上手くいかないものです。

「あなたに会えて良かった・・」
と言ってもらえるよう

自分を磨き、
やさしさを忘れず生活できたら素適な事ですね。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・⑦) 

2022.10.11

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  10月になり普通でしたら
  日が暮れるのが早くなりました・・
  というのかもしれませんが

  朝方人間の私にしてみると
  夜が明けるのもすっかり遅くなってきました
  という感じになります(笑)。

  私は志木市とは少し離れた所に住んでいる為、
  毎日東京外環自動車道(高速道路)を使って通勤しています。
  この外環自動車道・・
  朝の渋滞がひどいのです。
  特に6時半から8時半の間は
  普通に車が流れていれば40分で着くところが
  倍近くの時間がかかってしまいます。

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そこで7年間通勤している私が出した答えは・・
渋滞がおきる前の時間に出勤する!ということです。

毎日5時に起床し6時前には自宅をでる。
そうすると施設に到着するのがだいたい6時半位に、
施設の開設時よりずっとこのスタイルです。

介護職の早番が7時からですので
早番職員より早くから仕事をしております(笑)。
ちなみに私の勤務時間は定時は8:30~17:00。

私にとって6:30から
他の職員の仕事が始まる(8:30)までの
約2時間の時間はとても貴重な時間です。
静かな部屋で来ているメールのチェックをし返信、
回ってきた決裁文章にゆっくり目を通す。

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今日一日の予定を確認し
※自分のやるべき事、
※聞かなくてはならない事、
※見に行かなくてはならない事、
※伝えなくてはならない事、
※協議が必要な事、
※報告が必用な事などなど整理をします。

そして
明日の予定を確認し1週間の予定を調整します。

8:30になり始業の時間です。
もう私の仕事は半分以上終わりです。

あとは自分で考えた段取り通りに
仕事を行うだけです・・が・・

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当然のように
突発的な事や
予想していなかった事が起きるのも日常です。

私がいつも思っているのは
このような事に備えて
常に余裕を持っていたいという事です。

時間の余裕ももちろんですが
一番は気持ちの余裕を大切にしたいと考えています。

常に落ち着いて現状把握が出来、
適切な行動や助言ができる。
感情的にならず誰が正しいのか悪いのかではなく
何が正しくて
何が問題なのかを考えるようにしています。

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そして
様々な事を常に想定しておくことにしています。
取り越し苦労が多いですが
たくさんの事を想定しておくことで
慌てることなく対処できるようにしています。

つらつらと書いていたら
いつもの※つぶやきとは
違う形になってしまいました(汗)

ブレない事が大切なのではないのです。
ブレない事を意識しすぎると
頑固になり我を通すことになります。

人の話を良く聞き最善の策を考える事。
明日も5時に起きます。(笑)

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・⑥) 

2022.09.16

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  暑さも一段落し
  秋の風も感じれれるようになってきました。
  夏大好きな私は毎年この時期になると
  少し寂しい気持ちになります。

  そして
  まだまだ新型コロナの流行は収まらず
  職員やその家族が
  
感染するなど日々対応に追われる毎日です。
  幸い今日まで入居者に感染者させることなく
  経過できているのがなによりかと思っております。

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さて今回は特にテーマを決めずに
最近良く思う事を書きたいと思います。

私たちは小さいころから
「相手の身になって考える」と良く言われ、
そこから思いやる気持ちや相手を敬う事を学んで来たのだと思います。
まして我々のような対人援助の仕事をしている者にとっては
「共感する力」が大切であることは当然の事です。

最近思うのは
「相手の身になって考えてはいるが
 本当に相手を理解するのはやはり難しい」

という事です。

わかりやすく一つ例をあげると・・

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私は以前喫煙者でした。
何年も前にタバコをやめたのですが
タバコを吸っていた時も周りに気を使い吸わない人が
不快な思いをしないように配慮していたつもりです。

しかし
いざタバコをやめると気になるのです。
※ちょっとした煙・・
※喫煙者から漂うニコチンの香が・・

自分では配慮しているつもりが
相手からするとまだまだ足りないということが
たくさんあるんだなぁと最近良く感じます。

自分がそちら側の立場に立って始めて本質が見えてくること、
自分がそうならないと理解できないてたくさんあるように思います。

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「自分はそうしたつもり・・」
「そんなつもりじゃなかった・・」

この
「つもり・・」がくせ者でつもりは厳しく言えば
ただの自己満足と自己防衛に過ぎないのじゃないかって・・・

相手の身になって考えるって本当に難しいです。
そのためにも相手を尊重し大切に思う事。
自分が大切だから相手も大切。

相手を敬える人は人から好かれ信頼されるんだと思います。

なんでも人のせいにするのでは無く
自分自身を省みるって大切な事ですね。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・⑤) 

2022.08.02

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  
  毎日
暑いですね!
  そして新型コロナ感染症・・
  毎日感染者が増え、今まで以上にすぐそこまで
  来ているような
危機感を強く感じています。

  志木瑞穂の森は
  職員や職員の家族が小数名感染したりしておりますが
  今のところ大事にはいたっておりません。

  これは職員の徹底した
感染対策
  ご家族様に面会を控えて頂く等
  ご協力をいただいているからこそと感謝しております。
  まだまだ先が見ない日々ですが早く終息することを願いつつ
  日々できる事を確実にやって行くしかないと思っております。

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今回は
「施設での夏」について少し書こうと思います。

施設内は1年中冷暖房がついていますので
入居者は暑いとか寒いとか
あまり感じることは無いと思います。
健康管理上は良い事ですが
逆を返せば季節感をあまり感じることができません。

そんな中職員は少しでも季節感を感じてもらおうと
フロアー内に様々な装飾を行っています。
七夕の飾りや、
海をモチーフにした飾り、
風鈴やうちわなど・・
目で見て夏を思わせるような飾りつけをして
季節を感じてもらおうと様々な工夫をしています。

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食事も土用の丑の日はうなぎ、
おやつにはかき氷が提供されたりと、
行事もユニットによって様々です。
流しそうめんをやったりお祭り風の縁日をやったり・・

中には暗くなってから屋上にあがって
星を見る会など楽しい工夫がされています。

この時期いつもにも増して
職員が大変なのは入浴のお手伝いです。

脱衣場は冷房は効いていますが
入居者にあわせて冷やし過ぎないように・・
職員はもう汗だくです。
それでもお風呂を楽しみにしている方々の
笑顔を見たくて今日も汗だくで奮闘してくれています。

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  どうしても施設内での生活は
  外と比べて変化が少なくなります。
  まして今は
  コロナ禍の中出来る事も限られてしまいます。

  今はなにより
  入居者と職員を守る事が1番と考えてきました。
  それももう2年半を過ぎました。

  これからいつまで続くのかもわかりません。
  みなさんも
  私ももっと早く終息すると思っていたのに・・

  そんな中でも前を向いて
  今できる事を精一杯やるしかない!
  入居されている方の笑顔の為に・・

 職員一同がんばります!

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・④) 

2022.07.04

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  毎月月初にブログを更新しようと思っているのですが
  
6月は更新できず7月になってしまいました。

  この間私は何をしていたのかというと・・
  職員1人1人の個人面談の時期なのです。
  志木瑞穂の森では
  職種を問わず全ての職員と年2回
  個人面談を実施しています。

  各個人の目標のや仕事の振り返り、
  今の悩みや今後の事など内容は多岐にわたります。
  私からの助言や
  現場からの提案などなど1人30分ですが
  各々と色々な話ができる良い機会となっています。

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さて今回のテーマは
早々に梅雨が明けましたので
『夏』にしたいと思います。

私は四季の中で一番好きな季節が夏です。
理由は・・
①洋服をたくさん着ないで良いので楽ちん(笑)
②なんだか楽しいことがありそう
③超朝方人間の私にとっては
 朝起きたときから明るくて嬉しい
 ・・などなどあります。

子供ものころを思い出すと
夏休みがあってお祭りや花火大会、
プールや昆虫採集などなど毎日楽しかったなと思います。

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家で手持ち花火ををする日などは
ワクワクしながら
外が早く暗くならないかと待っていたものです。

冷えたスイカも美味しかったし
家で飼っていた
クワガタやカブトムシの世話も楽しい思い出です。
お祭りの日など指折り数えて縁日で何を買おうか・・・
など考えながら過ごしていたものです。

昔に比べて今は
「待つ楽しみ」が少なくなったように思います。
欲しいものは手に入りやすい時代となりました。

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  待ち合わせで人を待つにも
  今は携帯があるので
  待ちぼうけをすることも少なくなりました。
  便利な時代ですが
  個人的には不便も楽しかったなと思います。

  昔に比べ楽しみや喜びが身近になった分
  喜びの度合いが薄くなったと思いませんか?
  それと平行して求めるものが高くなり
  日常の「小さなしあわせ」
  気づかなくなっているように思います。

  今年の夏も暑そうです!
  小さなしあわせを感じられるゆとりと
  感謝の気持ちをを持って毎日過ごしたいものですね。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・③) 

2022.05.05

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  みなさんこんにちは
  
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
  久しぶりのつぶやきの更新になります。

  先月は4月という事で
  
新年度に入りバタバタとしていたところ
  私自身少し体調を崩してしまい
  ブログの更新ができず申し訳ありませんでした。

  現在は
ゴールデンウィーク真っ只中
  通勤の
道も空いていて快適です。
  もちろん職員はいつも通り仕事で
  
志木瑞穂の森は特に変わりない毎日です。

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面会の方も連休明けから
少しづつ始めて行く予定ですので
もうしばらくお待ちください。

さて今回のテーマは
「ふるさと」にしてみたいと思います。
皆さんのふるさとはどちらでしょうか?

私が生まれ育った町は
茨城県の最西部に位置する街です。

生まれてから
成人するまでその街で暮らしていました。
今は親戚が住んでいますが
年に1回も帰らないのが現実です。

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それでもたまに帰ると
(もしかすると、皆さんもそうだと思いますが)
「全然変わっちゃったなぁ」と思う所と
「そうそう!ここここ!」
「変ってないなぁ・・」などなど
やはり懐かしい気持ちになります。
私はふるさとに帰る時に決まって渡る橋があり、
この橋を渡ると
「あー 帰ってきたな」という思いと

もう一つ・・
小さいころ決して裕福ではなかった頃の
切ない思い出も思いだされ
なんだかちょっと
胸が苦しくなるような思いがよぎります。

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  現在私は
  毎日しあわせだと
  思って生きていると思います。

  昔の暮らしや生活があって
  今があるのは誰でも一緒です。
  昔の自分を肯定するのは
  今の自分の生き方です。

  あの頃は、貧乏だったけど
  今思えば楽しい思い出だな・・って
  思えるのは
  今がしあわせだと感じられるからだと思います。  
  誰でも苦しい事や辛いことがあるものです。

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   私の好きな言葉
  「過去は変えられないけど
    過去の意味を変える事はできる」

  という言葉があります。

  あのことがあったから・・
  あのころこうだったから・・
  今がある
  思えるように生きれたら素適ですよね。
  ふるさとの話から
  ちょっと脱線してしまいました(汗)
  みなさまも、たまには
  生まれそだった街に行ってみてください。

  きっと
  今立ち止まって
  見えてくるものがあるかもしれませんよ。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・②) 

2022.03.01

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。

志木瑞穂の森ではコロナ感染も広がることなく
日々の落ち着きを取り戻しつつあります。

このつぶやきを書いている日はもう少しで暖かくなり
春がそこまできているという
ニュースも聞かれ寒いのも・もう少しの辛抱かと思っています。

今回のテーマは前回、職員より好評をいただいた
「忘れられないばあちゃん」に続いて
今回は「忘れられないじいちゃんについて書こうと思います。

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そのじいちゃんは「せんじいちゃん」

せんじいちゃんは
私が20代半ばデイサービスの相談員時代に出会いました。
せんじいはその時、車イスでしたが
ずっと農業をしてきて典型的な俗にいう「物知りじいちゃん」
いつも穏やかでユーモアたっぷり、
おおらかな人柄でだれにでも好かれる人でした。

私もせんじいちゃんに
「あのくらいの田んぼでどのくらいのお米がとれるのか?」とか
「野菜を作るのにどんな苦労があるのか?」など、など、
色々と教えて頂き農家の方々の大変さを教えてもらったりしました。

ある日の事・・せんじいが私に
「秋谷さん聞いたぞ!偉くなったんだってな!」と。

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その頃、私は始めて役職をいただき
その事を、せんじいは誰かに聞いたようでした。

そしてこう言いました・・
「秋谷さん」
「山高ければ谷深しってな この言葉忘れないでくれよ」
そういうといつもの笑顔でその場から立ち去って行ったのです。

私は言葉の意味を考えました。
(人よりも少しだけ上役になったんだから
    そこから落ちないように精進しろよ)って意味かなと・・

今、施設長となってもせんじいのこの言葉は胸にあります。
そしてこの言葉には
もう一つ違う意味もあるのではないかと思うようになりました。

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それは
「上に立つと下の人の事が見えなくなるぞ」
「えらそうにしてないで
 いつまでも部下の事を思い寄り添う事を忘れるなよ」
と。

せんじいは持病が悪化し楽しみにしていた
デイサービスにも来れなくなりしばらくして亡くなりました。

せんじいちゃん 
あなたに教えてもらったこの言葉は一生忘れません

そして
志木瑞穂の森が入居された方やその御家族だけでなく
働く職員を大切にし職員にとってもしあわせな場所であるよう
今後も頑張っていきます。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(R4・①) 

2022.02.02

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。

1月は更新ができず
新年のご挨拶もできず
楽しみにして下さっている少数の方々?

大変申し訳ありませんでした。(汗)

お正月開けたら、
初つぶやきと思っていたのですが・・

来てしましまいました
第6波・オミクロン株の大流行です。

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志木瑞穂の森も
職員一丸となって感染対策を行ってきましたが
1月半ばに職員3名、入居者1名の感染が判明しました。
入居者1名はなんとか入院する事ができ現在加療中ですが
*初期対応が早かった事
*2次感染を防ぐべく徹底した対応をとった事
などが功を奏し新たな感染者が出ることなく
落ち着きを取り戻しつつあります。

今回は何かの参考になればと思い
感染者が出たフロアーの対応について書こうと思います。
まず職員の共用部分の利用禁止と消毒
    (更衣室やロッカー・エレベーター)
職員・入居者全員の抗原検査とPCR検査の実施。
毎日3回体温測定。
(職員はずっと週1度のPCR検査を継続しています。)

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入居者は出来る限り居室で生活をしてもらい接触を避ける
(全室個室ユニットケアの強みです)
グリーン、イエロー、レッドの
ゾーンを決め行動するゾーニング。
職員はフェイスシールドと防護服着用、
食事は使い捨て食器に変更 
などなど。

担当していた職員は
自分に感染するリスク
感染を食い止めなくてはならない使命感とで
常に気をはっており随分疲弊した事と思います。

お疲れ様でした。

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世間では
「オミクロン株は軽症で済むから大丈夫」と言われています。
確かにそうかもしれませんが
現在の国の定めでは新型コロナは2類感染症に分類されており
施設内で発症した場合上記のような対応を迫られる事になります。

今日現在でもあちこちで感染したという話や
濃厚接触者等の話が聞かれます。

特に最近多いのは職員のお子さんの感染です。
子供が感染すると親は高確率で濃厚接触者になります。
そうすると職員は出勤する事ができず施設は人手不足となります。
まさに世間で言われているエッセンシャルワーカー不足
今!目の前で起きている問題です。

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2月半ばでピークアウト言われていますが
一日でも早い終息を願うばかりです。

その時には、
つぶやきでまた
楽しい話が出来ることを楽しみに待っていてください。

職員一同
がんばります!

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(13) 

2021.12.21

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。

みなさん
なんだか今年の12月は特に寒くないですか?
私は冬が大嫌いです。
理由は
服をたくさん着なくてはならないのでめんどくさいから・・です(笑)

志木瑞穂の森、入居者・職員共に
インフルエンザの予防接種も終わり少しホッとしていたところ
今度はオミクロン株ですって。
マスクが無い生活はまだまだ先なのでしょうか。
今後も基本的な感対策をしっかりして行こうと思います。

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さて今回のテーマ
「施設での年末年始」です。

12月になると
なんだかちょっと施設の中も
「師走」の雰囲気になってきます。
各ユニットはクリスマスの飾りつけや
イベントの企画など様々な準備が始まります。

そして体調を崩して入院などする事なく
みんなでお正月を迎えようと
いつも以上に入居者の体調管理にも気を遣う時期です。

そしてクリスマスが終われば
お正月用の飾りつけなど職員は大忙しです。

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それもこれも施設内の環境で
季節の移り変わりが感じにくい
入居者様に少しでも季節感や楽しみを持って
生活してもらいたいという思いで頑張ってくれています。

クリスマスにはケーキが出たり
大みそかは年越しそば、
お正月はおせち料理も出ます。
厨房職員も頑張ってくれています。

職員はと言いますと
クリスマスやお正月のシフトの調整があります。

大みそかは誰が夜勤?
お正月の早番は誰?
クリスマスはどうする?・・
「私クリスマスなんの予定もないので逆にシフト入れて下さい!」
などというありがたくもちょっと寂しい声も聞かれたり・・(笑)
みんなで協力し合って
普段と変わらないケアが出来るように調整をしてくれています。

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ちょっと前の話になりますが。
私も大みそかは毎年当直のお仕事に入っていましたので
娘が生まれてから中学校1年生になるまで
一緒に年越しをしたことはありませんでした。

私たちのような仕事は
盆も正月も関係ないと割り切ってはいますが
現場の職員には感謝!感謝です。
私たち職員の頑張りが
だれかの幸せに繋がっているのであれば嬉しく思います。

コロナ禍の中、
今年1年皆様にはご理解ご協力を賜りありがとうございました。
来年が皆様にとって良いお年でありますよう願っております。

良いお年をお迎えください。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(12) 

2021.11.03

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。

朝晩は寒いと感じることもあり
秋が深まってきた事を感じる今日この頃です。

緊急事態宣言も解除され
少しづつ世の中にも明るいニュースが増えてきたように思います。

当施設も先月20日より
まだまだ限定的ではありますが面会を再開させていただきました。
このままコロナが落ち着いてくれることを願うばかりです。

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さて今回のテーマですが
「忘れられない ばあちゃん」について書こうと思います。
その人はふみばあちゃん(仮名)
ふみばあちゃんは私がまだ20代半ばで
現場で介護の仕事をしているときに出会いました。

ふみばあちゃんは
完全寝たきり状態で手足の関節も拘縮しており
発語どころか声を出すこともありません。
もちろん食事も排泄も全て介護が必要です。

診断書には認知症重度とも書いて
ありこちらの言う事も恐らく理解していません。

ふみばあちゃんの介護をさせてもらって1年くらいでしょうか・・

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体調が良さそうなので車イスに移乗しリビングにお連れして
温かい蒸しタオルで顔を拭いて目ヤニもきれいに。

なんにも言いませんがなんだか気持ち良さそうです。

すると・・ふみばあちゃんが
いきなり大きな声で
「きれいな花だね~」と言ったのです!
ふみばあちゃんは花瓶にいけてある花を見てはっきり言ったのです。

「え?なになに?」
私は聞き返しましたがもうなにも言いません。
それどころかそれから亡くなるまで声を出したのはこの一度きりです。

その時私はこう思いました。
「実はふみばあちゃんはなんでも分かっていたのじゃないかなと・・」
でも多分違います。

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たまたま頭の回路がその時だけつながったのかもしれません。

ただ私はすごく嬉しかったのです。
仕事とはいえ自分が一生懸命してきた事を
もしかしたらふみばあちゃんは分かっていたんじゃないかと・・

ふみばあちゃんはそれから1年ほどで天国に旅立ちました。

私はふみばあちゃんから大切な事を教えてもらいました。

相手が分かっているとかわかっていないとかは関係ない。
自己満足だっていいい・・
自分が自分に恥ずかしく無いように、
胸をはれるような仕事をしよう。


そうしたらきっと相手にも伝わるんじゃないかなってこと。

ふみばあちゃん 
今日も瑞穂の森は明るい笑顔がいっぱいですよ。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(11) 

2021.10.06

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森 施設長の秋谷です。

少し前まで暑い暑いと言っていたはずなのに
季節は進みもう10月となりました。

本当に早く感じますね。

コロナウィルスも感染者数が減少傾向にあり
緊急事態宣言も解除となりました。
(10/5新規感染者数 東京144人・埼玉67人)

少しホッとしますがまだまだ予断を許さない状況です。
引き続き感染対策を徹底して参りたいと思っております。

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今回のテーマですが
「足るを知る者は富む」という事についてです。
(たるをしるものはとむ)

またなんだかおかしなことを書き出したと
思われる方もいると思います・・・・笑

意味は
満足すること(足る)を知っている者は、
自分の身の程を知っていて、
たとえ貧しくても現状に不満を持つことなく、
心豊かであるということです。

私たちはコロナウィルスの影響で
約1年半に渡って「自粛生活」を送っています。

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自粛の仕方や捉え方は様々かと思いますが多くの方が
「外出する機会が減った」
「外食や飲みに行ったりしなくなった」などがあげられるかと思います。

自粛期間が長くなり
現在の生活に慣れてきたせいかふとこんなことを思う事はありませんか?
「実は今の生活で十分で以前は贅沢をしていたのではないか・・」と。

私は自粛した生活を送る中で
当たり前であったことの大切さ
本当は無駄だったかもしれないものに気づかされたように思います。

人間の欲は限りが無く
*欲しいもの
*行きたいところ
*食べたいもの・・・

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あげるときりがありません。

しかし今の生活の中でも振り返れば
幸せを感じたり楽しい事も多くありませんか?

私はまさにこの自粛期中に「足るを知った」ように思います。

いつしかコロナウィルスが収束し元の生活に戻った時、
以前よりも様々な事に感謝が出来るようになっていれば

この自粛生活も
悪くなかったかなと思えるのではないでしょうか・・・。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(10) 

2021.09.08

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森 施設長の秋谷です。

気付けば今回で10回目のつぶやきとなりました。
読み返してみると又、新たな気付きもあるかと思います。
お時間ある際、過去のつぶやきもぜひ・・・

最近では暑さも和らぎ秋の気配も感じられるようになってきました。
夏大好き人間の私は少し寂しいような今日この頃です。
新型コロナウイルス
変異株が次々に現れなかなか落ち着く気配がありません。

志木瑞穂の森では、
入居者と職員の希望者全員ワクチン接種が済んでいますが
まだまだ安心できる状況になっていません。
その中で少ない時間でもご家族様の面会ができるよう
現在法人内で検討しておりますので
もうしばらくお時間をいただければと思います。

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さて今回のテーマですが
「人生の中のいしずえ)」について
ちょっとお話してみようかと思います。

分かりやすく言うと
辛い時や苦しいとき
自分の中にそれを乗り越えるための強さがあるか・・?
ということでしょうか。

一般的に
明治や大正生まれの方は我慢強かった言われます。
それには戦争体験や震災など
日本がまだ貧しかった時代を生き抜いてきた中で
身についた「礎」だと思います。
(もちろん個人差はあります)

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「あの頃の苦労に比べたらなんてことは無い」
「あの大変な時も頑張れたんだから今回だって大丈夫」
人間は様々な経験をし強さを身に着け生きていく力(礎)を
築いて行くのだと思います。

日本には
「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉があります。
現代の日本は豊かになり昔に比べたら
我慢したり苦労したりすることが少なくなっているのかもしれません。

様々な事をがんばって、ふんばって
乗り越えて来た分
自分の中にしっかりとした「礎」が出来るのだと思います。

その「礎」
強さとなり
優しさとなり自分以外の人も支えられるようになるのだと思います。

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困難な事が起きたとき、嘆いたり
ぼやいたり、自然と愚痴も出る事でしょう。
なんで自分だけ・・」と思うかもしれません。

でも
その時こそ自分の「礎」を強くするときかもしれません。
自分の中の大切な「礎」はそう簡単には出来上がりません。

だから今日も前を向いて頑張ってみようかなと思えたら

きっと
素適な1日になると思います。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(9) 

2021.08.10

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森 施設長の秋谷です。

毎日暑いですね!

瑞穂の森ではコロナ禍ではありますが
夏を意識してスイカ割流しそうめんなどを行ったり
入居者様に涼を感じ楽しんでもらっています。

当施設では希望される方のコロナワクチン予防接種が全て終了し
職員もほぼ全員予防接種が完了しました。

ワクチンの予防接種が完了したら面会の再開をと考えておりましたが、
ここにきてまた感染者数が増え緊急事態宣言が発出されました。
面会は社会情勢を見極めながら
判断させていただきますのでもうしばらくお待ちください。

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さて、
今回のテーマは「時代」を考えながら
色々書いてみたいと思います。

私が高齢者に関わる仕事を始めたときは、
明治生まれの方がたくさんいて
今の人たちよりも個性豊かな方が多かった事を思い出します。
今は大正生まれな人も少なくなり
関わらせて頂いている方ほとんどが昭和生まれとなりました。

明治・大正・昭和・平成・令和と移り変わり
日本人の生活も大きく変わりました。

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時代が生み出す価値観は様々なものがあり昔は正しかった者が
今は間違っていたりその逆もたくさんあります。

その人ももつ価値観は時代の流れに大きく左右されます。
「その考えは古いよ~!」
「今どきの若い人の考え方は理解できない」
などと良く言いますが、
私も理解する事は難しいと思います。

理解するのではなく
大切なのは「認め合う事」かなと思っています。

世代間ギャップ文化の違い、
様々な価値観の違いを認め合う事ができれば
みんな穏やかに仲良くできるのになぁと思っています。

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最後に最近覚えて素適だなと思った言葉を・・
いまちょっと難しい事を抱えている人の励みになりますように


難が無いのは無難な人生 難があるから有難い

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(8) 

2021.07.05

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森 施設長の秋谷です。

当施設でもコロナワクチンの予防接種が始まりました。

希望される方全員1回目の接種が終わり
2回目も今月中旬までには完了する予定です。
ご本人やご家族にはたくさん我慢して頂き心苦しい限りですが、
予防接種が完了しましたら
少しづつ面会も出来るようにして行きたいと思っていますので
もうしばらくご協力お願い致します。

さて今回は「普通」の話をしようと思います。

え?はい!・・・「普通」の話です(笑)

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世の中にはたくさんの普通があります。
会話の中でも
「普通○○だよね!」
「普通では考えられないよね」などなど良く出てくると思います。

さてさて・・
突然ですがこの「普通」ですが誰が決めてると思いますか?
総理大臣神様?それとも世の中の常識がそうだから?

私が思う正解
「その人の普通はその人 個人個人が決めている
ということだと思います。
そしてその人の普通がその人の「価値観」を構成しているのだと思います。
その人が思う普通や価値観をどう持つかはもちろんその人の自由です。
そしてこれらがその人の「尊厳」と大きくつながってくると思っています。

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私たちは
1人1人個性があって
1人1人が違う事は頭では理解しています。
しかし日本人は特にみんな一緒が大好き
人と違ったり自分と違った「普通」を持つ人を敬遠しがちなのです。

その人その人に自分が考える普通があって良いのです。
(人を傷つけなければですが)

その人が考える
当たり前
普通を尊重

互いが歩み寄りながら日々の生活を送る。

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自分が大切だから相手も大切にする。
自分も否定されるとつらいから相手も尊重する。
私たちはついついわがままになりがちです。
又、自分本位にもなりがちです。

みんなが生きるしあわせを感じことが出来るよう
たまには立ち止まって考えてみるのも悪くないですよ。


次回、施設TOPICSでは、
森での普通の取り組みにて、埼玉県より認証いただきました。

そのご報告ができればと思っております。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(7) 

2021.06.01

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森 施設長の秋谷です。
高齢者へのコロナワクチンの予防接種が始まりました。
瑞穂の森入居されている皆さまは
嘱託医の黄司先生施設内で予防接種をしてくださる事になり
6月中旬より開始できそうです。

全員一斉にとはいきませんが
ご希望される方には確実に接種できそうですので
いましばらくお待ちください。

さて今日のテーマは「志木瑞穂の森の職員」についてです。
志木瑞穂の森には総勢70名以上のスタッフが勤務しています。
介護職・看護師・相談員・ケアマネージャー
事務員・管理栄養士などなど

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様々な職種が連携し入居者の生活を支えています。
経歴も性別も年齢も様々です。

基本的に私は採用面接に立ち会う事にしています。

私の採用基準は簡単にいうと
一点だけ「人としていいやつである事」です。
単純ですか?(笑)

対人援助職資格もキャリアも重要ですが
何よりも
相手の事を思える優しい気持ちがあるかどうかだと
私は思っています。
素晴らしい学歴やキャリアや資格があっても
その根っこの人間性が良くなければ
対人援助職には不向きです。

短い時間での面接でそれがわかるのか?
と思われるかもしれませんが

人間性は
顔つき・表情・仕草・言動・態度に表れるものです

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瑞穂の森、スタッフは個性豊かで楽しいです。
賑やかな人、
おとなしい人、
積極的な人、
慎重な人・・様々な個性で溢れています。

そしてみんな共通している事は
入居者のみなさまの望む生活を支えたい」という思いです。

思いを持つことはとても重要です。
思いが無ければ行動が伴いません。
そして私たちは入居されている方々に
日々成長させて頂いている事を忘れてはいけません。

まだまな未熟な我々ですが日々成長する気持ちを大切にしています。

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働いている職員みんないいやつです。

一生懸命生きてきた人・・
一生懸命生きている人


そういう人は幸せになる資格があるのです。

また今日もみんなで笑って一日が送れますように・・・

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創刊号②・志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(6) 

2021.05.07

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みなさんこんにちは
志木瑞穂の森・施設長の秋谷です。
このブログを書いているのはゴールデンウィーク真っ只中。
コロナ自粛しなくてはならないのにお天気は快晴でなんとも複雑な心境ですが、

コロナの話は今回は置いておいて
今日のテーマは「老人ホームに入居する事」です。

恐らく大半の人が死ぬまで元気で亡くなる時、
誰にも迷惑をかけることなくコロッと行きたいと考えている事でしょう。

そしてもし
病気になったとしても自宅で最後を迎えたいと思っている事でしょう。

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幸か不幸か医療の進歩により人間は長生きになりました。
そして核家族化と少子化が進み子供が年老いた親の面倒を見るのが
当たり前ではなくなったのはもう随分前の事です。
今この時代に老人ホームに入居する事は可哀想で不幸な事でしょうか?

私は全くそうは思いません。
長い間在宅で高齢者や家族を支える仕事をしているとき
沢山のご家族と出会いました。
家族に迷惑をかけていると思い肩身の狭い思いで生活しているおばあちゃん 
家族の介護の為に自分の時間を犠牲にしているお嫁さん 
仕事を辞めて介護をする息子さん・・お金も心配
お互いがイライラし喧嘩の絶えない家族 
言ってはいけないひと言を言ってしまった後悔・・

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自宅にいることが決して幸せ出ない場合も多くあるのです。

ホームに入居して良い距離と関係性を取り戻した時 
お互いへの感謝の気持ちと家族としての慈しみを取り返せることも多くあります。

私たち施設職員は全部は出来ないかもしれませんが
入居される方が望まれる生活に少しでも近づけたいと思っています。
その中でご家族との関係が良い形で維持ができれば素適な事だと思います。

施設に入る事は決っして不幸な事ではありません。

幸せの形は人それぞれなのです。

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HPリニューアル創刊号・志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(5) 

2021.0401

みなさんこんにちは
志木瑞穂の森施設長の秋谷です.
今日は4月1日です。新年度になりました。
しばらくつぶやきを更新しなかったのは決してサボっていたのではなく
新しいホームページの移行作業中で更新できなかったんですという言い訳を最初にしておきます(笑)

4月は新しいことが始まる季節です。
ちょっとワクワクするのとちょっぴり不安が入り交じる季節でもあります。
私自身も今年度はどんな年にしようか?
瑞穂の森をどんな風に更に素敵な場所にしようか・・色々試行錯誤しております。

まだまだコロナウィルスで自粛した生活も続く事でしょう。
個人的には落ち着くのは来年になるのかなと思っています。
その中で大きな目標はなかなか立てられませんが

基本的で一番大切な事・・
「人に優しい場所である事」

入居されている方や、かかわりを持たせて頂いている方々には当然ですが
「地域の中で愛され頼られる場所であること」
「働く職員がお互いを補い合い笑顔で仕事ができる場所であること」

人を思いやるって当然なことのようだけど難しいです。
そしてそれを続けることはもっと難しいです。
自分に余裕がなきゃいけないし自分より相手を大切に思わなくてはなりません。

生きているという事は誰かに借りを作る事です
生きてゆくという事はその借りを返してゆく事なかと思います。

瑞穂の森から笑顔と優しさがみなさまに伝わりますように・・
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志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(4)

2021.0202

みなさんこんにちは
志木瑞穂の森、施設長の秋谷です。

ばたばたと毎日を過ごしておりましたら
前回のつぶやきから大分間が空いてしまい失礼いたしました(汗)。

さて、
今回の私のつぶやきのテーマは「施設内の食事」です。
私もそうですがみなさん美味しいものを食べるのは大好きだと思います。

施設の中の食事と聞くと

栄養管理は行き届いているのだけどなんとなく味気ないようなイメージがあるかと思います。

志木瑞穂の森の食事は
「温かいものは温かく 冷たいものは冷たく食べてもらう」
「できるだけみなさんの希望に沿った食事を提供する」
「和洋中全てのメニューを提供する」
「その人の嫌いなものは出さない」
などなどこの他にもたくさんの事を考えて食事提供しています。

そのために管理栄養士が
みなさんの食事の際お話を聞きに言ったり定期的に趣向調査を行ったり
(好きなもの・嫌いなものをお聞きします)
食事を通したレクリエーションを行ったりしています。

その他、志木瑞穂の森では基本的にご家族の差し入れを制限していません。
カロリーや栄養バランスは大切ですが1番はご家族が食べさせてあげたいもの、
本人が食べたいものを食べることは何よりの健康の秘訣だと思っています。
(差し入れの際はスタッフにお声掛けください)

現在のコロナ禍の中食事は日々の楽しみの中心だと思います。
これからも厨房スタッフと試行錯誤しながら皆さんに喜んでいただけるお食事を提供したいと思っております。
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令和3年、元旦。皆様の食形態に合わせて提供。
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今年は2/2が節分でした。100年ぶりとか。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(3)

2021.01.05

みなさま 
明けましておめでとうございます。
志木瑞穂の森施設長の秋谷です。

昨年中は志木瑞穂の森の運営に際しご理解、ご協力を賜りありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。

さて3回目の、
私のつぶやきになりますが
今回は「コロナ禍の中での特別養護老人ホーム」について少し書いてみたいと思います。

コロナウイルスが世の中で騒がれるようになり1年になります。
この1年間の志木瑞穂の森の取り組みを一言で表すと「徹底した守り」だと思います。
施設内のウイルスの侵入を防ぎ入居者の生活をどう守るか?
職員の日々の仕事や生活をどう守るか?

この事ばかりを考えた1年だったように思います。

手洗いや消毒の徹底は元よりご家族の面会制限、
職員の健康管理の徹底とプライベートな時間まで行動自粛の要請など
管理者としてやむをえないと思いながらも心苦しい日々が今も続いています。

正直いつまで続くのか?
そしていつまで守り続けられるか・・
各地で発生している高齢者施設のクラスターは他人事ではないのです。

入居されている皆さま、ご家族のみなさまにも不自由な思いをさせてしまっていると思います。
職員も高齢者と直接かかわる仕事であることから休みの日の行動も自主的に制限してくれています。
施設も一丸となりその人の「暮らし」を一生懸命守っています。

私が目指す自由で開放的な施設からはこのコロナによってだいぶかけ離れてしまいました。

もう少しみんなで辛抱しましょう・・

いつかコロナウイルスの脅威が収まったとき・・
みんなでお花を見に行きましょう!
お寿司を食べにも行きましょう!
ご家族様もたくさん面会に来てください!

そんなときが来るまで今日も一生懸命みんなで守っていきますので。

お知らせです。
志木瑞穂の森にてInstagramを始めました。
日々の何気ないシーンなど更新していきますので、お時間ある際に検索してみてください。
shiki_mizuho_mori
お気軽にフォローや、コメントなど頂けると嬉しいです。

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令和3年皆様にとっても明るい年でありますように。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(2)

2020.12.17

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みなさまこんにちは 
志木瑞穂の森 施設長の秋谷と申します。
前回のつぶやきが好評だった(笑)という声を頂き
今回2回目も調子にのって書いてみようと思います。

施設長をしていると
「志木瑞穂の森の特徴を教えてください」という質問を頂きます。

正直私はこの質問をいただくといつもちょっと考え込んでしまいます。
それは元来
私が施設の特徴を強く打ち出したり
強みをアピールするのに少し違和感を感じているからだと思います。

志木瑞穂の森には100名の方が生活されています。
お身体の状態や好きな事、嫌いな事などまさに十人十色です。
1人ひとりに望む生活があり、
その生活に私たち援助者がどこまで寄り添えるかがなにより大切な事だと思っています。

いつもそんな風に考えているので
施設の特徴となるとなかなか答えがすんなりと出ないことが多いのです。
入居される方それぞれの生活がお一人お一人の個性(特徴)そのままなのだと思います。

施設の方針や方向性ばかりを大切にすると必ずそれにそぐわない方が出てくることでしょう。
何より大切にしたいのはその人の「思い」なのです。

などなど考えながら3歩進んで2歩下がるの毎日です。
でもそれでいいんです。1歩でも前に進むことが大切ですので。

志木瑞穂の森・施設長のつぶやき(1)

2020.12.03

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みなさまこんにちは 
志木瑞穂の森 施設長の秋谷と申します。

志木瑞穂の森は開設から5年8ヵ月が経ちました。
私としましては今まで必要以上にでしゃばらず、施設生活の中心は入居されている皆さまであり
その生活を職員たちが自ら考え支えて行くという思いの元施設作りをして参りました。

しかしこのコロナ過の中、
面会を制限させていただいたりと入居者・御家族には寂しく窮屈な
思いをさせてしまい申し訳なく思うと共に、なにか私から発信できるものはないかと考えました。
今後定期的にこのトピックスにて施設内の様子や職員の取り組み、
施設や福祉制度の説明の他私の思いなど発信させていただきたいと思いますので
お時間ある時にでも覗いていただければ嬉しく思います。

今回はご質問いただく事も多い
志木瑞穂の森の職員配置についてお話をさせていただきます。

特別養護老人ホームの中にはたくさんの職種が働いています。
介護職、看護師、相談員、ケアマネージャー、管理栄養士、機能訓練指導員、事務職、
などなど。各々が専門的な役割を担いながらチームを組んで入居者様を支えています。

その中で1番多いのは介護職。
入居者100名に対して国の配置基準では
30名程度ですが瑞穂の森では43名~45名の介護職が働いています。
1つのフロアーに約8名~9名という事になります。
その他看護師さんが6名、相談員が2名などです。

実際フロアーに行くと職員の数が少なく感じると思われ方もいると思います。
介護職は各フロアーで早番2名 日勤1名 遅番2名 夜勤1名で24時間
生活全般を支える業務を行っています。
配置基準より10名以上多く配置しても職員の休暇を確保し
無理なく働いてもらうとこれが上限なのです。

正直言えばもっと働く人を増やしてあげたいです。
しかしそうすれば施設の経営が厳しくなってしまいます。
これはうちだけではなく現在の日本の特別養護老人ホームの現状だと思います。

私は社会資源の中で特に福祉施設は「存在し続ける事」「その場所にあり続ける事」が
とても大切だと思っています。
施設がつぶれてしまったら地域の皆様に継続してお役に立つ事も出来なくなってしまいます。
限られた職員数でどう生活を支えるか・・現場は常に考え工夫をしています。

ちょっと長くなってしまいました。
今後も施設の現状や色々な情報なども発信できたらと思っております。

宜しくお願いします。

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